03 表の読み上げ
Word読み上げ機能には、様々な表の読み上げコマンドがあります。表の読み上げコマンドを駆使すれば、表の内容を簡単に把握できるでしょう。
まず、表の読み上げコマンドを使用するには、カーソルを表の中へ移動させる必要があります。表が配置されている文書で、カーソルを移動させていくと『表の中』と音声ガイドがあります。これでカーソルが表の中へ移動しました。
また、クイックビューやナビゲーションキーモードで直接、表へ移動する方法もあります。
表の情報の読み上げ
既に作成された表がある場合、まずはその表がどれくらいの大きさの表なのか知りたいことと思います。では、表情報の読み上げコマンドを実行してみましょう。表情報の読み上げは Alt+Win+Tを押します。
その表が文書中で先頭から何番目の表か、その表の行数、列数などの情報を読み上げます。行数と列数で、おおよその大きさがイメージできると思います。
また、結合させたセルや分割させたセルがある表、つまり行によって列の数が異なる、または列によって行の数が異なる表では『不規則な表』と音声ガイドされます。
表の内容の読み上げ
表のセルの内容を簡単に読み上げられるように、以下のコマンドを用意しています。これらのコマンドが、表の内容を確認する手助けとなるでしょう。もちろん、表を編集する際にも役立つと思います。
現在のセルの読み上げ・・・Alt+Win+F9
カーソル位置のセルの内容と、行番号と列番号を読み上げます。
行番号と列番号は、カーソル位置が全何行中何行目か、といったように読み上げます。
※不規則な表では表情報の読み上げで確認した行数、列数と異なる場合があります。
例えば、横に結合したセルのある行では、表情報より列数が少なくなるでしょう。
現在の行の読み上げ・・・Alt+Win+J
カーソル位置の行を、左端のセルから順番に読み上げます。
行の先頭から手前のセルまで読み上げ・・・Alt+Win+H
行の左端のセルから右方向へカーソル位置の手前のセルまで読み上げます。
現在のセルから行の末尾まで読み上げ・・・Alt+Win+K
カーソル位置のセルから行の右端のセルまで読み上げます。
現在の列の読み上げ・・・Alt+Win+I
カーソル位置の列を、上端のセルから順番に読み上げます。
列の一番上から手前のセルまで読み上げ・・・Alt+Win+U
列の上端のセルから下方向へカーソル位置の手前のセルまで読み上げます。
現在のセルから列の一番下まで読み上げ・・・Alt+Win+O
カーソル位置のセルから列の下端のセルまで読み上げます。
表の読み上げ・・・Alt+Win+F10
表全体を読み上げます。
左上のセルから右方向へ順番に読み上げていきます。
見出しの設定と読み上げ
表に見出しとなる行または列を設定することができます。
例えば、商品の価格が書かれた表を考えてみます。1列目に商品名、2列目に価格を書きます。ですので、1行1列目のセルには「商品名」、1行2列目のセルには「価格」と書かれるでしょう。2行目以降には実際の商品名と価格を書きます。
そこで、カーソルを1行目へ移動させて、列の見出しの設定コマンドを実行します。これで1行目が列の見出しとなりました。
あとは、列の見出しの読み上げコマンドを実行すれば、カーソルがどの行にあったとしても1行目のセルを読み上げます。つまり、「商品名」の列にいるのか「価格」の列にいるのか簡単に確認できるというわけです。
また、設定した見出しはセル間を移動した際の音声ガイドでも読み上げます。
見出しのコマンドは以下があります。
行の見出しの読み上げ・・・Alt+Win+G
行の見出しとして設定した列のセルを読み上げます。
列の見出しの読み上げ・・・Alt+Win+Y
列の見出しとして設定した行のセルを読み上げます。
行の見出しの設定・・・Shift+Alt+Win+G
カーソル位置の列を行の見出しとして設定します。
列の見出しの設定・・・Shift+Alt+Win+Y
カーソル位置の行を列の見出しとして設定します。
見出し読みのオン/オフ・・・Alt+Win+@
セル間を移動した際に 見出しを自動的に読み上げる設定と読み上げない設定を切り替えることができます。
表モード
上下左右の矢印キーだけで、表内のセルを読み上げさせながら移動できるようになる機能です。表モードを使うことで、表の内容を把握しやすくなります。
表モードに切り替えるには、カーソルが表の中にある状態で Alt+Win+Insertを押します。
音声ガイドがあり、表モードになります。
上下左右の矢印キーを押すとその方向のセルへ移動し、セルの内容を読み上げます。
表モードを解除するには、もう一度 Alt+Win+Insertを押すか、Escapeを押してください。
表モードの実行中でも、表の読み上げコマンドを使用できます。
罫線情報の読み上げ
罫線情報の読み上げのコマンドを実行すれば、セルの上下左右、斜めに引かれている罫線のサイズや色を確認できます。
罫線情報読み・・・Shift+Alt+K
セル移動時の読み上げ
表の中では、カーソルを移動させて別のセルへ移ると、移動先のセル番号を読み上げてそれを伝えます。
また、罫線の種類が移動前のセルと異なる場合は、罫線情報を読み上げます。
罫線情報は読み上げ設定画面で読み上げないように設定することもできます。