文字の書式
Wordをはじめとするワープロソフトは、文字にいろいろな装飾を施すことができるのが一つの魅力です。例えば、文字の大きさを変えたり、下線を引いたりすることができます。
Word読み上げ機能はそういった操作も、音声でサポートします。
例として、文字を太字にしてみましょう。
まず、太字にしたい文字を選択します。選択するにはShiftを押したままカーソルを移動させますが、選択した文字を読み上げますので、選択している範囲を確認できます。また、もう一度Shiftを押すと選択範囲の読み上げコマンドが実行されますので、現在選択されている文字が確認できます。
文字を選択したら、Wordのショートカットキー Ctrl+Bを押します。『太字』と音声ガイドがあるはずです。これで選択した範囲に太字が設定されました。
本当に太字が設定されたか確認したいときは、識別読みのコマンドを実行しましょう。
識別読みは Ctrl+Alt+Hを押します。
何も変更していない、標準の文字の状態では『MS 明朝 10.5ポイント』のような内容ですが、太字を設定しましたので『MS 明朝 10.5ポイント 太字』と読み上げるはずです。
識別読みはこのようにフォント名や太字の属性の他、様々な文字の書式を読み上げることができます。
文字の書式を設定するWordのショートカットキーについては、主なものを付録に載せております。そちらもご覧ください。
段落の書式
段落の書式についても、Word読み上げ機能は音声で確認することができます。
では、今度は段落の書式を設定してみましょう。例として、段落を右揃えにしてみます。
カーソルを右揃えにしたい段落に移動させます。カーソル位置は、その段落の中であればどこでもかまいません。カーソルを移動させたら、Wordのショートカットキー Ctrl+Rを押します。『右寄せ』と音声ガイドがあり、段落が右揃えに設定されます。
段落の書式を確認したいときは、書式読みのコマンドを実行します。
書式読みは Ctrl+Alt+-(マイナス)を押します。
書式読みでは段落の配置の他、インデントの幅や行間、箇条書きなどを確認できます。
段落の書式を設定する、Wordのショートカットキーについては、主なものを付録に載せております。そちらもご覧ください。
カーソル移動時の書式読み上げ
カーソルを移動させると、カーソル位置の文字と同時に、カーソル位置の文字書式や段落書式等を読み上げます。
たとえば、カーソルを移動させていて異なるフォントが設定された位置へ来ると、そのフォントの名前を読み上げます。
また、カーソルを移動させていて太字が設定された位置へ来ると『太字』と読み上げます。さらに太字が設定されていない位置へ来ると『太字解除』と読み上げます。
同様に、異なる書式が設定された段落へ移動すると、その書式を読み上げます。
このように、位置によって異なる文字書式や段落書式を、識別読みや書式読みを実行しなくても知ることができます。
カーソル移動時の文字書式や段落書式の読み上げは、読み上げ設定画面で設定を変更できます。
読み上げ設定画面・・・Alt+Win+F12
また、書式を読み上げる、または読み上げない設定に簡単に切り替えるコマンドもあります。
カーソル移動時の書式読みON/OFF・・・Alt+Win+L
上下カーソル移動時の書式読み
PC-Talkerの「上下カーソル移動時 1行読みする」をオンに設定している場合は、上下のカーソル移動で1行読み上げた後、段落書式のみ読み上げます。
上下カーソル移動時の1行読み 切替・・・Ctrl+Alt+\(エンマーク)
制限事項
1.読み取り専用に設定された文書では、フォントなどの書式を読み上げることができません。
2.テーマの色を使用すると、読み上げることができるのはテーマの名前になります。