(VDMWモード) コマンド体系
PC-TalkerシリーズとVDMWシリーズは同様の機能を備えていましたが、音声の制御や画面読み等ではキー操作が異なり、また、漢字等の詳細読みに違いがありました。
PC-TalkerシリーズにVDMWシリーズが統合されたことにより、VDMWユーザーはPC-Talkerシリーズを使う上で異なったスクリーンリーダーの操作環境を学習しなければならなくなるわけですが、PC-TalkerとVDMWは基本的には同一なので、PC-Talkerシリーズにおいて操作モードを変更して、従来のVDMWシリーズと同様の状態にすることが可能です。
VDMWシリーズと統合されたPC-Talkerシリーズでは、MySupportを起動し、[ツール]の中の[PC-Talker の初期設定]の中の[VDMW互換設定]で、「コマンドのキー配置」と「文字の詳細読み辞書」をVDMW互換に設定することができます。
[注意]VDMWモードでご利用いただく場合においても、あくまでスクリーンリーダーはPC-Talkerですので、説明文中ではVDMWではなくPC-Talkerで記しています。適宜VDMWと置き換えてご参照ください。
PC-Talkerには、Windowsの画面情報や文書を読み上げるための様々なコマンドがあります。また、PC-Talkerの設定値を素早く変更するためのコマンドもあります。
コマンドは、ショートカットキーと呼ばれる複数のキーを同時に入力することで実行できます。
基本コマンド
PC-Talkerコマンドのショートカットキーは、CtrlとAltを同時に押したまま、各コマンドに割り当てた別のキーも同時に押します。
例えば、CtrlとAltと数字の1キーを同時に押して離すと、現在、フォーカスのあるウィンドウのタイトルを読み上げるコマンドが実行されます。
なお、ショートカットキーは、マニュアルで表記するとき、キーの組み合わせをプラス記号で列挙して書きます。
先ほどの例で言うと、Ctrl+Alt+数字の1 と表記します。
拡張コマンド
拡張コマンドは、その名の通りCtrl+Alt+(割り当てキー)による基本コマンドでは、すべてのコマンドへ割り当てるキーが足りないために拡張したコマンド体系です。
拡張コマンドのショートカットキーは、CtrlとAltとWindowsキーを同時に押したまま、各コマンドに割り当てた別のキーも同時に押します。
なお、マニュアルでは、拡張コマンドを表記するとき、Windowsキーとは書かずに Winと表記します。
[補足]Windowsキーのない日本語キーボードをお使いの場合
設定メニュー[ユーザー補助]に【拡張コマンドのショートカットキー】の項目があります。
この項目で、〈Ctrl+Alt+Windowsキー〉の代わりに〈Ctrl+無変換キー〉を選択することができます。
代替キー
PC-Talkerコマンドの入力で、2つ以上のキーを同時に押すことが難しい場合は代替キーをご使用ください。
例えば、Ctrl+Alt+P のコマンドを代替キーで入力する手順は、
①Ctrlを押して離す。
②Ctrlをもう一度、押して離す。
③Pのキーを押して離す。
と、3回の手順を踏みますが、複数キーの同時押しは必要ありません。
代替キーに関する詳しい内容は、設定メニュー[ユーザー補助]の中で説明していますのでご参照ください。
対応アプリ独自のコマンド
PC-Talkerには、インターネットエクスプローラーや、Adobe Readerのページ本文をカーソル移動していく感覚で、簡単に読み上げる独自のコマンドを装備しています。
それらの独自コマンドは、Ctrl+Alt系のショートカットキーとは異なり、アプリごとに用意してある操作体系です。