タッチ点字入力の開始と停止
Windowsの起動後、最初はタッチ点字入力が無効状態になっています。文字入力を始めたいときに、これから説明するタッチ操作で、タッチ点字入力を有効にして開始します。
そして、文字入力の作業が終わり、タッチ点字入力を無効にするときもタッチ操作で停止させます。
タッチ点字入力の開始
タッチ点字入力の開始・・・《8本指でシングルタップ》
このタッチ操作を具体的に説明します。
点字タイプは、左手の人差指で 1の点、中指で 2の点、薬指で 3の点を入力し、右手の人差指で 4の点、中指で 5の点、薬指で 6の点を入力します。
右手の親指、左手の親指は、点字コマンドの入力に使うので、合計8本の指を使います。
PC-Talker付属の点字入力ソフト「KTOS」は、キーボード上の6点に割り当てたキーへ、指を置き、点字符号に応じたキーを同時に押し込んで点字タイピングします。
タッチ点字入力の場合、左手、右手それぞれの人差指、中指、薬指で画面をタッチした任意の位置が6点の入力位置となり、その入力位置から指が大きくずれないように点字タイピングします。
つまり、既定の入力位置はなく、その時々で任意の入力位置を設定する方式です。
この方式は、タッチ点字入力開始の《8本指でシングルタップ》のときに、それぞれの指がタッチする8カ所を認識するようになっています。
また、通常の《タップ》のように8本指を直ぐに画面から離さず、画面をまさぐるように指を移動させ、ご自分の両手が自然にスムーズに点字入力できる位置に合わせてから指を離してください。
上達すると、本来の《シングルタップ》の速さで8本指をトンと叩くと開始できるようになるでしょう。
タッチ点字入力を開始すると、『点字入力』と音声ガイドが出力されます。
[重要]タッチ点字入力の際は、タブレット本体の画面の向きに注意が必要です。
本体を机へ縦向きに置いた場合、画面の横幅が狭く、点字入力に構えた指に窮屈感を覚えるので、本体を横向きに置くのが一般的です。
ただ、本体の画面が縦向き(縦長表示)に回転している状態のまま、机へ横向きに置いてしまうと、Windows画面の上下が、自分に向かって左右に位置付いてしまいます。
この状態では、タッチする1の点から6の点を間違った並びで位置決めしてしまい、正常に点字を入力することができません。
本体を机から持ち上げ、横向きにすると、Windows画面も横向きに回転しますので、その状態で机の上に置き直してください。
また、Windows画面を横向きに回転してから、次のタッチ操作で画面の自動回転を無効にしておくと、画面の向きを気にしないでよくなります。
画面の自動回転 オン/オフ・・・《4本指でトリプルタップ》
画面の自動回転をオフした場合、Windows画面の上下の向きは、本体に付いているボタンの位置などから判断して合わせるようにします。
点字入力位置の再認識
入力中の両手の揺れからくる入力位置のずれは自動補正しているので、指先がずれていくことをあまり気にしないで点字入力できます。
ただし、一息ついてから再入力を始めるときは、前の入力位置から大きくずれてしまうことは容易に想像できます。入力位置が大きくずれると、例えば、左手の人差指で3の点を押してしまい別の文字が入力されたり、入力エラー扱いされたりします。
このような誤入力を防止するため、タッチ点字入力中も《8本指でシングルタップ》で、8本指の入力位置を再認識させることができます。
一息ついてから再入力を始めるときや、うまく入力できていないと感じたら、入力位置を再認識するようにしましょう。
再認識したときも『点字入力』と音声ガイドが出力されます。
[注意]漢点字入力をご使用の場合、入力位置を再認識させる《8本指でシングルタップ》は、少しだけ長押ししてください。これは、「目」の漢点字入力と区別するためです。
タッチ点字入力の停止
タッチ点字入力の停止・・・《6本指で下にフリック》
または《5本指で下にフリック》
点字の「め」1 2 3 4 5 6の点を入力するように6本指を画面に触れて、そのまま指先を下側へフリックするとタッチ点字入力は停止します。
または、片手だけを使って停止させたいときは、5本指を画面に触れて、そのまま指先を下側へフリックするとタッチ点字入力は停止します。
本来のタッチ操作方式に戻るとき『キーアシスト』と音声ガイドが出力されます。