第4回 本文ビューの編集操作
第2回の本文ビューの読み上げ操作で、《上下左右になぞる》《長めになぞる》を使い、本文ビューのカーソル移動操作を学びましたね。
今回は、そのカーソル移動操作に《特殊キーのタッチ入力》を組み合わせることで、本文内容を範囲選択する操作、および範囲選択した内容をクリップボードへコピーするための編集操作を学習します。
(1)本文ビューへ移動する
第2回で学んだタッチ操作の復習となりますが、次の操作で本文ビューへ移動します。
1.一覧の中で読みたい項目を選択し、《トントンと2回叩く》で本文ビューへ移動します。
2.《2本指で上になぞる》で、本文の読み上げを停止させます。
(2)範囲選択の操作
キーボードなら、Shift+右矢印キーを押すと、文字の範囲選択ができます。
タッチ操作では、《特殊キーのタッチ入力》と《右になぞる》を一緒に行います。
この操作は、片手だけでは難しいので、左手で《特殊キーのタッチ入力》を行い、右手で《右になぞる》を行います。
次に、実際の手順を追って説明します。
1.左手で《特殊キーのタッチ入力》を始めます。
左手 人差指の指先が画面に触れたら、
『Ctrl』 と音声ガイドが出力されるまで1秒ぐらい押し続けます。
2.『Shift』と音声ガイドが出力されるまで下方向へ画面をなぞります。
3.左手の人差指は画面に触れたままで、右手の人差指で《右になぞる》を行うと、文字の範囲選択ができます。
4.右手の人差指で《右になぞる》を繰り返すと、範囲選択される文字列が増えます。
つまり、このタッチ操作も、Shiftを押したまま矢印キーを押すキー操作に準じています。
《特殊キーのタッチ入力》で『Shift』を選択したまま
・《右になぞる》は、Shift+右矢印キー
・《左になぞる》は、Shift+左矢印キー
・《下になぞる》は、Shift+下矢印キー
・《上になぞる》は、Shift+上矢印キーのキー操作です。
また、現カーソルから行頭までを範囲選択したり、行末までを範囲選択するには、
《特殊キーのタッチ入力》で『Shift』を選択したまま
・《左に長めになぞる》は、Shift+Home
・《右に長めになぞる》は、Shift+Endのキー操作です。
(3)範囲選択したテキストをコピーする
コピーのコマンドは、プルダウンメニューから実行ができます。
タッチ操作によるプルダウンメニューの操作は第3回で学びました。
1.左手で《特殊キーのタッチ入力》を始めます。
左手 人差指の指先が画面に触れたら、
『Ctrl』 と音声ガイドが出力されるまで1秒ぐらい押し続けます。
2.『Alt』 と音声ガイドが出力されるまで上方向へ画面をなぞります。
3.指先を画面から離すと、トップメニューに移動します。
4.《右になぞる》を2回行い[編集]を選択します。
5.《下になぞる》で[コピー]を選択します。
6.《トントンと2回叩く》で、コピーを実行します。
次に、別のタッチ操作でコピーする方法を学びます。
キーボードでは、アプリケーションキーを押すとコンテキストメニューが開き、その中から[コピー]を実行することができます。
このコンテキストメニューを開くための新しいタッチ操作を覚えます。
新しく覚えるタッチ操作《トンと叩いて長押し》
基本は《トンと叩く》手の動きと同じです。
違うところは、トンと画面を叩いたら、指先を直ぐに画面から離さず、1秒ぐらい触れたままにしてから離します。
この、指先を画面上で1秒ぐらい静止してから離す動きが《長押し》です。
同様に《トントンと2回叩いて長押し》の操作も覚えてください。
この操作は、2回目のトンと叩いたときに《長押し》をします。
この《トントンと2回叩いて長押し》で、アプリケーションキーが入力できます。
(4)コンテキストメニューからコピーを実行する
1.《トントンと2回叩いて長押し》で、コンテキストメニューが開きます。
音声では『メニュー オープン コンテキスト』の読み上げで開いたことが判ります。
2.《下になぞる》で[コピー]を選択します。
3.《トントンと2回叩く》で、コピーを実行します。
コンテキストメニューは、本文ビューに限らずいろんな画面に用意されているメニュー機能です。
キーボードのない環境では、ショートカットキー入力を利用できないため、プルダウンメニュー操作と同様、コンテキストメニューの操作も、アプリのいろんな機能を実行する重要な役割をしますので覚えてください。
第4回目のタッチ操作 まとめ
今回覚えたタッチ操作は次の4つです。
・《特殊キーのタッチ入力》で『Shift』を選択したまま、《上下左右になぞる》で、Shift+矢印キーが入力できる。
・《特殊キーのタッチ入力》で『Shift』を選択したまま、《左に長めになぞる》で、Shift+Homeが入力できる。
・《特殊キーのタッチ入力》で『Shift』を選択したまま、《右に長めになぞる》で、Shift+Endが入力できる。
・《トントンと2回叩いて長押し》で、アプリケーションキーが入力できる。