最終回 タッチ操作の専門用語を覚える
6回にわたってMySupportを教材にしたタッチ操作を学習しました。
いろんな種類のタッチ操作を紹介しましたが、それらの基本になっているタッチ操作は単純なものでした。
1つは、指先で《なぞる》または《長めになぞる》操作で、もう1つは、指先で《トンと叩く》操作です。
1つ目の《なぞる》操作には、①なぞる方向 ②指の本数のバリエーションがありました。
《長めになぞる》も同様です。
2つ目の《トンと叩く》操作には、①叩く回数 ②指の本数 ③長押しのバリエーションがありました。
そして、これまでの説明に使ってきた《なぞる》《長めになぞる》《トンと叩く》の言葉は、初めてタッチ操作を覚える人向けに、説明が分かりやすくなればと思い使ってきましたが、一般的なタッチ操作の用語ではありません。
最終回では、本マニュアルでも以降の説明の表記に用いる、一般的なタッチ操作の専門用語を覚えましょう。
フリック
指先で《なぞる》操作のことを《フリック》と呼びます。
操作のバリエーションを付けて呼ぶ場合、
ずらす方向で、
《左にフリック》
《右にフリック》
《上にフリック》
《下にフリック》
指の本数で
《2本指で左にフリック》
《3本指で下にフリック》
《4本指で上にフリック》
と、複数の指を使う場合、方向と合わせて表します。
フリックとは、本来「ピシッとはじく」「はじき飛ばす」と言う意味の英単語で、タッチ操作では素早くなぞる操作のことです。
例えば、コインの上に指先を置いて、指先をはじくように跳ね上げながら動かし、その勢いでコインがはじき飛んでいく素早いなぞり方が《フリック》です。
とは言っても、コインの上に指先を置いて、コインが指先から離れないように一緒にゆっくり動かすなぞり方も、PC-Talkerでは《フリック》です。
タッチ操作初心者のかたにとっては、まず、指3本分の幅ぐらいをゆっくりなぞる《フリック》のほうが簡単だと思います。
長めのフリック
指先で《長めになぞる》操作のことを《長めのフリック》と呼びます。
操作のバリエーションを付けて呼ぶ場合、
ずらす方向で、
《左に長めのフリック》
《右に長めのフリック》
《上に長めのフリック》
《下に長めのフリック》
指の本数で
《2本指で左に長めのフリック》
《3本指で下に長めのフリック》
と、複数の指を使う場合、方向と合わせて表します。
タップ
タップとは、「軽く叩く」「コツコツと音を立てる」と言う意味の英単語で、タッチ操作では《トンと叩く》操作のことです。
叩く回数によって呼び方が変わります。
《トンと1回叩く》操作を《シングルタップ》と呼び、
《トントンと2回叩く》操作を《ダブルタップ》と呼び、
《トントントンと3回叩く》操作を《トリプルタップ》と呼びます。
PC-Talkerでは、これ以上叩く回数の多いタップはありません。
その他のバリエーションを付けて呼ぶ場合、
指の本数で
《2本指でシングルタップ》
《3本指でトリプルタップ》
《4本指でダブルタップ》
《5本指でダブルタップ》
長押しの操作が加わると
《シングルタップの長押し》
《ダブルタップの長押し》
《2本指でシングルタップの長押し》
と表します。
特殊キーのタッチ入力
これは、PC-Talker独特のタッチ操作でしたね。
指先が画面に触れたら、『Ctrl』と音声ガイドが出力されるまで押し続け、その指先を上下に反復してずらすことで特殊キーを選択する操作です。
これは、《シングルタップの長押し》と《下になぞる》《上になぞる》が連続的に組み合わさったタッチ操作と言えます。
特殊キーのタッチ入力の表記は
《Ctrl》
《Shift》
《Win》
《Alt》
と、選択するキー名で表します。
特殊キーを選択したままの状態で、もう片方の手で別のタッチ操作をするときは
《Ctrl》+《下にフリック》
《Shift》+《右にフリック》
のように表します。