PC-Talker 取扱説明書/付録:文字入力の基礎

文字入力の基礎


ここでは、初心者のかたを対象に、フルキー入力による文字入力の基本操作を学習形式で説明します。

文字入力の操作を実践する際は、PC-Talker付属のテキストエディタ MyEditをご使用ください。

MyEditは、F12を押してAOKMenuを開き、一覧から[MyEdit]を選択して実行します。

文字の種類

アルファベットやカタカナ、漢字、数字など入力する文字には色々な種類があります。

最初に、入力文字の種類を覚えてください。

文字には大きく分けて、半角文字と全角文字があります。

文字の種類で細かく分けると、アルファベット大文字、アルファベット小文字、カタカナ、数字、記号、ひらがな、漢字、制御文字があります。

(1)半角文字

半角文字の横幅は、全角文字の半分の大きさで、文字種にはアルファベット大文字、アルファベット小文字、カタカナ、数字、記号があります。

英語の文章を書くときや、表計算ソフトで入力する数値などは、半角のアルファベット、数字で入力するのが一般的で、文字キーを押すだけで簡単に入力することができます。

(2)全角文字

全角文字の横幅は、半角文字の2倍あり、文字種にはアルファベット大文字、アルファベット小文字、カタカナ、数字、記号に加えて、ひらがな、漢字があります。

全角文字は、日本語変換ソフトを使用して入力します。

半角文字と全角文字では、入力操作が大きく異なります。

それでは、MyEditが起動していることを前提に、半角文字の入力操作、次に全角文字の入力操作を説明します。

半角文字の入力操作

半角文字を入力するときは、日本語変換を使わないので、MyEditを起動したら、最初に、半角全角キーを押してください。『変換 停止』と音声ガイドがあります。

これで、日本語変換がオフされ、半角文字が入力できるようになります。

次に、Ctrl+CapsLockを押して、音声ガイドを確認します。

音声ガイドが『英数』の場合、英数入力モードに切り替わりました。

音声ガイドが『カナ』の場合、カナ入力モードに切り替わりました。

Ctrl+CapsLockを押す度に、『英数』『カナ』と交互に切り替わることが確認できます。

[重要]Windowsの環境によっては、入力モードを切り替えるショートカットキーが異なることがあり、Ctrl+CapsLockを押しても音声ガイドがないときは、

Ctrl+Shift+カタカナひらがなキーを押してください。

アルファベット、数字の入力

Ctrl+CapsLockを押して、英数入力モードに切り替えます。

AからZ、0から9のキーを押していってください。

押したキーのアルファベットや数字が、MyEditの文書画面に入力されます。

次に、アルファベットの大文字と小文字を区別して入力する方法です。

Shift+CapsLockを押して、音声ガイドを確認します。

音声ガイドが『キャプス ロック』の場合、大文字の入力モードに切り替わりました。

音声ガイドが『キャプス オフ』の場合、小文字の入力モードに切り替わりました。

Shift+CapsLockを押す度に、『キャプス ロック』『キャプス オフ』と交互に切り替わることが確認できます。

大文字の入力モードでは、大文字のAからZが入力できます。

小文字の入力モードでは、小文字のaからzが入力できます。

また、小文字の入力モードのままで、Shiftを押しながらAからZのキーを押すと、大文字が入力できます。

逆に大文字の入力モードのときは、Shiftを押しながらAからZのキーを押すと、小文字が入力できます。

英単語のように先頭1文字だけを大文字で入力したいときは、Shiftを押しながら入力するほうが簡単です。

記号の入力

英数入力モードで、アルファベット、数字以外の記号が表記されているキーを押すと、その記号が入力できます。

また、Shiftを押しながら記号、数字のキーを押すと、そのキーの上に表記されている別の記号が入力できます。

カタカナの入力

Ctrl+CapsLockを押して、カナ入力モードに切り替えます。

かな文字が表記されているキーを押して、カタカナが入力できます。

[注意]日本語変換ソフト Microsoft IMEをご使用の場合、カタカナを入力すると自動的に日本語変換が開始されるため、半角カタカナを直接入力できません。

全角文字の入力操作

全角文字を入力するときは、日本語変換を使います。

Windowsには、あらかじめ、日本語変換ソフト Microsoft IMEが付属しています。

PC-Talkerは、Microsoft IMEとATOKの2つの日本語変換ソフトに対応しています。

日本語変換の基本操作

日本語変換の基本的な操作の流れを示します。

1.日本語変換をオンにします。

2.入力したい文章や単語の読みを入力します。

  この段階では、MyEditに文字は入力されていません。

  日本語変換にひらがなの読みが入力されているだけです。

3.変換操作を行い、ひらがなから漢字混じり文に変換します。

4.変換結果がよければ、確定します。

この一連の操作で、MyEditに日本語(全角文字)を入力することができます。

日本語変換のオンオフ

日本語変換は、半角全角キーを押して、次の音声ガイドでオンオフを確認します。

音声ガイドが『日本語変換』の場合、日本語変換をオンしました。

音声ガイドが『変換 停止』の場合、日本語変換をオフしました。

半角全角キーを押す度に、オンとオフが交互に切り替わることを確認できます。

日本語変換の読みを入力する

日本語変換に読みを入力する方法には、かな入力、ローマ字入力の2つがあります。

それぞれの入力方法について説明します。

(1)かな入力

 Ctrl+CapsLockを押して、カナ入力モードの状態で入力します。

 覚えるキーの数は、「あ」から「ん」までの45個と多くなりますが、

 キーを押す回数は少なくなります。

 読みに「たかい」と入力する場合、「た か い」とキーを3回押します。

(2)ローマ字入力

 Ctrl+CapsLockを押して、英数入力モードの状態で入力します。

 覚えるキーの数は、「A」から「Z」までの26個と少ないですが、

 キーを押す回数は多くなります。

 読みに「たかい」と入力する場合、「T A K A I」とキーを5回押します。

[補足]

かな入力にするか、ローマ字入力にするかは、日本語変換ソフトのプロパティ設定で選択してください。

MyEditのメニュー[環境]-[オプション設定]を実行し、「日本語入力」のオプションから[日本語入力のプロパティを実行]の項目で、日本語変換ソフトのプロパティ設定の画面を開くことができます。その設定画面に、かな入力かローマ字入力の選択項目があります。

それでは、もう少し詳しく、かな入力とローマ字入力を説明します。

例として「すいか」と読みを入力してみます。

かな入力

 キーボードに「す」「い」「か」と表記されているキーを順番に押します。

 キーを押すごとに『す』『い』『か』と読み上げるので、ひらがなで「すいか」と日本語変換の読みが入力されたことが分かります。

ローマ字入力

 その名の通りローマ字で入力します。

 キーボードに 「S」「U」「I」「K」「A」と表記されているキーを順番に押します。

 キーを押すごとに、『エス』『す』『い』『ケー』『か』と読み上げるので、ひらがなで「すいか」と日本語変換の読みが入力されたことが分かります。

かな入力のときと違って、途中に『エス』『ケー』と、アルファベットの読み上げがありました。

これは、Sを押したとき、日本語変換の読みには「S」が入力されます。

続いて、Uを押したとき、ローマ字で「す」となるので、日本語変換の読みが「S」から「す」に変化しました。

「すいか」の「か」という文字も同様に、Kを押すと「K」が入力され、続いて、Aを押したときに、日本語変換の読みが「か」に変化しました。

すいかの「い」のように母音文字は、Iを押したときに「い」が入力されます。

日本語変換の文字列を確定する

日本語変換の文字列を確定し、MyEditの文書へ入力するには、Enterを押します。

先ほどの例で、日本語変換の読み「すいか」を入力したあと、Enterを押すと、MyEditに「すいか」と入力されます。

日本語変換の読みを漢字に変換する

日本語変換に入力した読みを漢字に変換する操作を説明します。

先ほどの例で、日本語変換の読み「すいか」と入力し、続けて漢字への変換を行うには、Spaceを押します。

Spaceを押すと、1つ目の変換候補の文字列を読み上げます。

再度Spaceを押すと、2つ目の変換候補の文字列を読み上げます。

更にSpaceを押すたびに、3つ目、4つ目と変換候補の文字列を読み上げていきます。

そして、確定したい変換候補の文字列が読み上がるまで、Spaceを押します。

実際に、漢字の「西瓜」と変換したい場合、変換候補の読み上げを確認しながら

『セイヨウノ セイ ニシ』『スイカノ カ ウリ』

と読み上がるまで、Spaceを押していきます。

最後に、Enterを押して変換を確定すると、MyEditには漢字の「西瓜」が入力されます。

Spaceを押して読み上げる変換候補の文字列は、1文字1文字を漢字の説明文で読み上げます。

西瓜の場合、

漢字の「西」は、『セイヨウノ セイ ニシ』

漢字の「瓜」は、『スイカノ カ ウリ』

と読み上げました。

このように、漢字を詳しく説明する読み方を詳細読みと言います。

PC-Talkerの設定によって、同じ漢字でも詳細読みの内容が違ったりします。

VDMWの詳細読みに設定されている場合、

漢字の「西」は、『ホウガクノ ニシ』

漢字の「瓜」は、『マクワウリノ ウリ』

と読み上げます。

ひらがな・漢字以外の文字を入力する

日本語変換を使ってアルファベットやカタカナを入力する操作を説明します。

全角アルファベットの入力

かな入力、ローマ字入力のどちらであっても、アルファベットの入力には「A」から「Z」のキーを使います。

例として「japan」と入力してみます。

英語のスペルの通りに「J」「A」「P」「A」「N」と押していきます。

かな入力の場合、日本語変換の読みには「まちせちみ」と入力されています。

ローマ字入力の場合、日本語変換の読みには「じゃぱn」と入力されています。

ひらがなで入力された部分を、キーと同じアルファベットに変更するには、F9を押します。

日本語変換の読みは「japan」と、すべて小文字のアルファベットに変換されます。

Enterを押して確定すると、MyEditには「japan」と入力されます。

[補足]

F9を押して、すべて小文字の「japan」と変換してから

もう一回 F9を押すと、今度はすべて大文字の「JAPAN」と変換されます。

更に F9を押すと、先頭だけが大文字で、あとは小文字の「Japan」に変換されます。

どれを入力したいか F9を押して選択し、最後にEnterを押して確定します。

全角カタカナの入力

例として「アメリカ」と入力してみます。

日本語変換の読みに、「あめりか」と入力します。

日本語変換の読みは、ひらがななので、これをカタカナに変換するには、F7を押します。

日本語変換の読みは「アメリカ」とすべてカタカナに変換されます。

Enterを押して確定すると、MyEditには「アメリカ」と入力されます。


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