POPとIMAP
マイメールⅢは視覚障害をお持ちのかたでも使いやすいメールソフトとして、ご好評をいただいてまいりました。その中で、NTTドコモの携帯電話をお使いのお客様からドコモメールをマイメールで使いたいというご要望をいただいておりました。ただ、ドコモメールはIMAP方式のため、マイメールⅢでは使うことができませんでした。
また、職場や学校のメールサーバーがPOPからIMAPに切り替わったお客様から、使い慣れたマイメールを使い続けるためIMAPに対応してほしいとのご要望もいただいておりました。
お客様からのそのような声を受け、マイメールⅤではIMAPに対応いたしました。マイメールⅤでは、お使いになるかたがPOP、IMAPの違いを意識することなく、従来と同じようにメールを簡単に扱えることを目指しました。そのため、以前よりIMAPでメールをお使いのかたは戸惑うこともあるかもしれません。以降の説明を読んでいただき、マイメールを是非使いこなしてください。
●POPとIMAPの仕組み
メールの受信サーバーへの接続方式として、POP方式とIMAP方式があります。
POPは従来から広く使われている方式で、プロバイダが提供するメールサービスでは ほぼ必ずと言ってもよいぐらい対応しています。仕組みを簡単に説明すると、サーバーからお客様のパソコンへメールをダウンロードする方式です。
IMAPは対応するプロバイダやメールサービスが増えている方式です。ウェブメールや、スマートフォンを前提としたサービスなどでも採用されているようです。こちらの仕組みは、受信したメールをサーバー上に置いたままにし、メールソフトではそのサーバー上のメールを閲覧する形になります。
●POPとIMAP どちらを選ぶ?
POPよりIMAPが新しいため、IMAPにすれば便利になるように思われるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。それぞれに一長一短があります。
これまでPOPでメールを利用しており、特に不満なく使っていたかたは、そのままPOPで利用されることをおすすめします。IMAPへ変更しても、特にメリットはないでしょう。POPはシンプルな仕組みですので、どなたでも簡単に使えるのが特長です。
一つのメールアドレスを複数のパソコン、端末などで利用されているかたは、IMAPを選択されるとよいかもしれません。IMAPはサーバーでメールを管理する仕組みですので、そういったかたにメリットがあります。例えば、勤務先と自宅で同じメールアドレスを使っているとします。勤務先にてマイメールでメールをチェックした際に、受信した迷惑メールを削除しました。帰宅後、マイメールで受信をおこなっても、削除した迷惑メールは受信されることはありません。
●IMAPのフォルダと振り分けボックス
IMAPではサーバー上にフォルダを作って、メールをサーバー上のフォルダに保存して管理することができます。
マイメールの振り分けボックス機能は、IMAPサーバー上のフォルダやメール操作に対応します。マイメールで新規に作成した振り分けボックスは、IMAPサーバー上にも作成されます。マイメールの振り分け条件で移動したメールや、手動で移動したメールもIMAPサーバー上の対応するフォルダに移動します。この他、メールのコピーや削除なども同様にIMAPサーバー上のメールに反映されます。
マイメールⅤよりIMAPに対応したことで、メールの使い方の幅が広がったのではないかと思います。POPとIMAP、それぞれに特長がありますので、使い方に合わせてお選びください。
メールを快適にお使いいただけるよう、マイメールはこれからも改良を重ねてまいります。