サーバーの設定


サーバーの設定画面について説明します。学校や会社などで運営している独自サーバーでメールを利用されている場合などは、ここで設定をする必要があると思います。また、ご契約のプロバイダによっては、ここでの特別な設定が必要なときもあります。
メールが問題なく使えている場合は、プロバイダから変更の連絡があった場合などを除き、変更の必要はありません。メールが使えない場合や、新しくアカウントを作成する場合などに使う設定画面です。

それでは、サーバーの設定画面の各項目と設定方法について説明します。
各項目は Tabを押して移動します。
選択項目は ← →を押して変更します。
設定を中止したいときは Escapeを押します。

●【受信サーバー】
受信サーバー名を入力します。プロバイダの書類には、POPサーバー またはIMAPサーバーと書かれていることもあります。あなたへのメールが届く場所で、「ご自宅の郵便受け」をイメージされるとよいでしょう。
メールアドレスの @より右側の文字と 同じ場合が多いようですが、その限りではありません。 必ず書類などをご確認のうえ、正しいアドレスを入力してください。

●【送信サーバー(SMTP)】
送信サーバー名を入力します。プロバイダの書類には SMTPサーバーと書かれていることもあります。受信サーバー名と同じ場合も多いですが、プロバイダやメールサービスによって異なりますので、よくご確認ください。あなたのメールを送ってもらうサーバーで、いわば郵便ポストに相当します。

●【受信サーバーのポート番号】
初期値は POPでは110 IMAPでは143です。
SSL接続をおこなう場合は変更が必要な場合が多いようです。また、独自のサーバーを利用される場合も変更が必要かもしれません。ポート番号が正しくないとサーバーに接続できず、メールが受信できません。わからない場合はサーバーの管理者にお問い合わせください。

●【受信でSSL接続を使う】
受信サーバーからの受信にSSLを使うかどうか指定します。
SSLとは、インターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組みであり、セキュリティの面ですぐれていることから、SSLに対応するプロバイダが増えています。
受信サーバーがSSLに対応している場合、SSLを使うようにチェックを付けてください。チェックを付けると【受信サーバーのポート番号】の設定が変更されます。
受信サーバーでSSLを使う場合、受信サーバーのポート番号に POPなら995、IMAPなら993が指定されていることが多いようです。ただし、サーバーによっては別のポート番号の場合もありますので、ご契約の書類等で必ずご確認ください。

●【受信サーバー SSL接続の種類】
初期値は『自動判断』です。
SSLプロトコルのバージョンを指定します。自動判断を選択すると、サーバーがサポートしているものを自動的に選択するようになっていますが、正常にSSL接続ができない場合は、対応しているプロトコルを選択する必要があるかもしれません。
ポート番号に POP方式で 110、IMAP方式で 143が指定された設定でSSLを使う場合は、START TLSが指定されている場合が多いようです。その他、プロバイダやメールサービスで指定されている場合もありますので、よくご確認ください。

●【送信サーバーのポート番号】
初期値は 587です。
受信サーバーと同様に、サーバーによって変更が必要かもしれません。以前は 25を使う送信サーバーがほとんどでしたが、現在は迷惑メールへの対策として 587を使うサーバーが多くなっています。ポート番号は正しくないとサーバーに接続できず、メールが送信できませんので、よくご確認ください。

●【送信でSSL接続を使う】
送信サーバーへの送信にSSLを使うかどうか指定します。
SSL接続を使う設定にすると、送信サーバーまでの送信が暗号化されます。送信サーバーがSSLに対応している場合、SSLを使うようにチェックを付けてください。チェックを付けると【送信サーバーのポート番号】の設定が変更されます。
送信サーバーでSSLを使う場合、送信サーバーのポート番号に 465が指定されていることが多いようです。ただし、サーバーによっては別のポート番号の場合もありますので、ご契約の書類等で必ずご確認ください。

●【送信サーバー SSL接続の種類】
初期値は『自動判断』です。
SSLプロトコルのバージョンを指定します。受信サーバーと同様、正常にSSL接続ができない場合に変更が必要かもしれません。
サーバーが ポート番号 587でSSLを使う場合は、START TLSを指定されている場合が多いようです。その他、プロバイダやメールサービスで指定されている場合もありますので、よくご確認ください。

●【SSL接続で サーバーの証明書を検証しない】
初期値はチェックなしです。
セキュリティの観点から、基本的にチェックを付けるべきではありませんが、プロバイダより指定されているときなどには、変更してください。

●【APOP認証を使う】
APOP認証とは、メールを受ける際にパスワードを暗号化する仕組みです。メールを受ける際、普通のプロバイダは、正式な契約者だと認証するために、マイメールに設定したパスワードをそのまま利用します。このパスワードが、第三者に盗まれ、あなたのメールが覗かれる危険性があります。APOP認証は暗号化したパスワードを利用するので、たとえ盗まれても利用できず 安全性が向上します。
プロバイダから通知された書類に「APOPサービスを使用」や「APOP認証に対応」などと書かれ、「メールソフトの設定をおこなってください」のような説明がある場合は、この項目をチェックします。この項目はPOP方式でのみ利用できる設定です。

●【CRAM-MD5認証を使う】
受信サーバーがCRAM-MD5認証に対応している場合にチェックします。ほとんどのサーバーでは必要がありませんが、指定されている場合は設定してください。

●【OAuth2認証を使う】
Gmailまたは、Exchange Online(outlook.office365.com)を利用する場合、OAuth2認証を使用することができます。
Gmailを利用するアカウントを設定する場合はチェックを付けてください。
Gmail かんたん設定をおこなうと自動的に有効になります。基本的に変更する必要はありません。
Exchange Onlineを使用する場合もチェックを付けてください。

●【OAuth2認証サーバー】
GmailならGoogle、Exchange OnlineならMicrosoftの認証サーバーを選択します。
通常は、【受信サーバー】の名前から自動判定するため、変更の必要はありません。
サーバーの名前が、"imap.gmail.com"または"outlook.office365.com"でない場合に、どちらのサーバーでOAuth2認証するか指定してください。
例えば、髙いセキュリティの確保されたネットワークシステムを使用している施設、企業などが、プロキシー経由で外部へインターネット接続する場合、【受信サーバー】に特有の名前を指定したりします。このとき、マイメールは、Google、Microsoftどちらの認証サーバーと通信したらよいのかわからないので、この設定で指定してください。

●【送信する前に受信する】
この項目は、メールの専門用語で POP before SMTP認証 と呼びます。
POP before SMTP認証とは、悪意のある第三者が、あなたに成りすまして メールを送る行為を防ぐプロバイダの認証サービスの一つです。また、提供しているプロバイダは多くありませんが、マイメールは IMAP方式でも使用できます。(IMAP before SMTP)
少し専門的な話になりますが、昔、プロバイダはメールIDやパスワードが無くてもメールの送信を引き受けてしまっていたため、悪意を持つ者があなたに成りすましたり、無作為に迷惑メールを送りつけたりすることが可能でした。この防止策が POP before SMTP認証です。まず、受信することで、正式な契約者であることが認証され、その時点より約5分から10分以内であれば同じ契約者からの送信を許可する仕組みです。
そこで、POP before SMTP認証する場合は、この項目をチェックしてください。
なお、ご契約プロバイダで POP before SMTP認証サービスが提供されているかわからない場合は、この項目をチェックしてお使いください。サービスの有無に関係なく、受信、送信は問題なく実行できます。
この項目をチェックしているにもかかわらず、送信に失敗するときは次の項目の設定値を変えてみてください。

●【この時 送信までの待ち時間 秒単位】
この項目の値は【送信する前に受信する】における、受信が終わってから送信を開始するまでの待ち時間です。
インターネット回線のスピードや、メールサーバーの動作状況によっては、この待ち時間が短いと、送信に失敗することがあります。この値を調整してから再送信してください。
ただし、ご契約プロバイダが POP before SMTP認証を必要としていないときは、別の失敗原因が考えられます。
初期値では、3秒に設定されています。

●【SMTP認証を使う】
SMTP認証とは、送信サーバーがメールを送る際にあなたが正式な契約者であることを確認するための仕組みです。これも悪意のある第三者があなたに成りすまして メールを送る行為を防ぐためのものです。
プロバイダから通知された書類に「SMTPサービスを使用」や「SMTP認証に対応」などと書かれ、「メールソフトの設定をおこなってください」のような説明がある場合は、この項目をチェックします。

●【SMTP認証には 次のメールIDとパスワードを使う】
SMTP認証は、認証用のコードで正式な契約者であることを判断する仕組みになっています。この認証用のコードは受信サーバー用のコード、つまりアカウントの設定画面で入力したユーザー名とパスワードがそのまま使用される場合がほとんどです。
しかし、送信サーバーによっては、認証用に専用のIDとパスワードが用意されている場合があります。
プロバイダから通知された書類に、SMTP認証用にIDとパスワードの設定を行うように書かれている場合は、この項目にチェックを付けてください。
さらに、
●【メールID】と
●【パスワード】の項目に
書類に書かれた、SMTP認証用のメールIDとパスワードを入力します。

●【サーバーがサポートするSMTP認証方法】
SMTPの認証方法を選択します。
通常は〈自動判定〉を選択してください。マイメールが自動的に認証方法を調べます。
もし、送信時に『SMTP認証エラー』のような音声ガイドがあるなら、ご契約先のプロバイダにSMTPの認証方法をお問い合わせください。

●【送信処理の HELOコマンドに指定するホスト名】
SMTP通信の HELOコマンド(または EHLOコマンド)のパラメータに指定するホスト名を選択します。通常は、メールアドレスのホスト名を指定しますが、HELOコマンドが原因で送信に失敗するときは、この項目で適切なホスト名に変更してください。
●【ホスト名】
HELOコマンドに指定する独自のホスト名を入力します。

●【大きなメールは 分割して送信する】
大きなサイズのメールを送るとき、そのメールを複数のメールに分割して送信することができます。分割が必要になるのは、送信サーバーの許可する最大サイズを越える大容量のメールを送信するときです。送信サーバーから最大サイズを超えるため、送信できなかった旨のエラーメールが返されたときは、この項目をチェックして、いくつかに分割させると正常に送信できるでしょう。
ただし、ご契約のプロバイダによっては、分割メールの送受信を許可していないことがあります。この点に関しては、プロバイダにご確認ください。
また、分割メールは、送り先の相手のかたが分割メールに対応したメールソフトをお使いでないと意味がありません。対応していないメールソフトでは、バラバラのまま受信されるため、内容を読むことができません。

●【分割サイズ】
分割して送信するときの、分割サイズを入力します。入力する数値は、キロバイト単位です。入力可能な範囲は、16キロバイトから16000キロバイトまでです。

●【ゴミ箱のIMAPフォルダー名】
●【下書きのIMAPフォルダー名】
●【送信済みのIMAPフォルダー名】
IMAP方式の場合のみ設定可能な項目です。
IMAP方式の受信では、メールサーバー上にあるフォルダとマイメールのボックスを同期する仕組みになっています。IMAP方式でアカウントを設定すると、マイメールがボックスとメールサーバーのフォルダを自動的に対応付けますので、基本的には設定する必要はありません。
しかし、メールサーバーのフォルダ構成によっては、対応するボックスとフォルダが同期しない場合があります。その場合は、正しいフォルダをここで選択してください。

●【IMAP ルートフォルダー】
IMAP方式の場合のみ設定可能な項目です。
マイメールで振り分けボックスを作成したとき、IMAPのメールサーバーによっては、サーバー上のINBOXフォルダー内にだけ新規フォルダーの作成を許可していることがあります。この制限のあるメールサーバーで、この項目は有効です。
例えば、ボックス名に「ショッピング」を入力して作成すると、サーバーでは、INBOXフォルダーの中に作られ、「INBOX/ショッピング」と階層化されたボックスが作成されます。いくつもボックスを作成すると、名前の先頭が「INBOX」ばかりのボックスができるため、音声による判別が遅くなったり、頭文字を入力してのボックス選択ができなかったりと操作効率が落ちます。
その場合、この項目のルートフォルダーに INBOXを選択します。
ボックス選択の画面などで、ボックス名から INBOXの表示が省略され、先ほどの例だと単に「ショッピング」と表示し、音声の読み上げも快適になります。
ただし、リモートメール機能など、サーバー上のIMAPフォルダーを選択する画面では、INBOXの表示は省略されません。
ルートフォルダーには、INBOX以外のIMAPフォルダーも指定できますが、日本語名のフォルダーは除外しています。

●【送信済みメールが2通重複して保存されてしまうので この問題に対処する】
IMAP方式の場合のみ設定可能な項目です。
MicrosoftのExchangeサーバーや特定のIMAPサーバーでは、送信したメールをサーバー自身が送信済みのIMAPフォルダーに保存する仕組みがあります。
この場合、マイメールがIMAPフォルダーに保存した送信済みメールと2通存在してしまうことになり、送信済みボックスにも2通が保存されてしまいます。
この項目にチェックすると、マイメールがIMAPフォルダーに保存(アップロード)しないことで問題を回避できるようになります。
この問題が発生しているIMAPアカウントでは、この項目をチェックしてください。問題が発生しないIMAPアカウントではチェックしてはいけません。


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