05 音声基本設定
音声は、ご使用されているPCの環境(スピーカーやヘッドホン、サウンドカードなどの組み合わせ)によってそれぞれ聴こえ方が変わってきます。
音声基本設定ではPC-Talkerの読み上げ音声を自分好みの音声に設定することができます。
音声の聞き取り易さに合わせてカスタマイズしてください。
音声基本設定項目
【音声出力】
『チェック』・・・音声を出力します。
『チェックなし』・・・音声を出力しません。
【メイン音声の種類】
メインで使用する音声エンジンの種類です。
お好みの音声のキャラクター名を選択します。
【サブ音声の種類】
サブ音声に使用する音声エンジンの種類です。
お好みの音声のキャラクター名を選択します。
サブ音声は、文字入力やカーソル文字、その他 特定の読み上げに使用されますが、サブ音声を使わず、メイン音声のみ使う場合は、〈サブ音声を使用しない〉を選択します。
[補足]PC-Talkerが標準でインストールする音声エンジンは、次の5つです。
1.Misaki(VOICE TEXT 女性音 高音質版)
2.Show(VOICE TEXT 男性音 高音質版)
3.Kate(VOICE TEXT 英語女性音)
4.読み秀君(ProTALKER)
5.読み子ちゃん(ProTALKER)
この他、パソコンにインストール済みの音声エンジンがあれば選択することはできますが、PC-Talkerは標準の音声エンジン専用に調整しているため、別の音声エンジンでのトラブルには対応しかねますのでご了承ください。
【文字入力 カーソル文字の音声】
文字入力やカーソル移動時に使用する音声を選択します。
〈メイン音声を使う〉・・・メイン音声の音程差で文字種を聞き分けます。
〈サブ音声を使う〉・・・サブ音声の音程差で文字種を聞き分けます。
〈メイン音声とサブ音声を使う〉・・・メイン音声とサブ音声で聞き分けます。
文字種によって音声がどのように変化するかは、この章の最後に解説しています。
【メニュー の読み上げにサブ音声を使う】
『チェック』・・・スタートメニューやプルダウンメニューの項目をサブ音声で読み上げます。
『チェックなし』・・・メイン音声で読み上げます。
【メッセージボックス の読み上げにサブ音声を使う】
『チェック』・・・メッセージボックス内の内容をサブ音声で読み上げます。
『チェックなし』・・・メイン音声で読み上げます。
【Webページのリンク の読み上げにサブ音声を使う】
『チェック』・・・Webページ内のリンク項目をサブ音声で読み上げます。
『チェックなし』・・・メイン音声で読み上げます。
【音声スピードの設定モード】
〈ゆっくり〉・・・スピード1からスピード9までが使用できます。
〈標準〉・・・スピード1からスピード9までが使用できます。
〈はやく〉・・・スピード7からスピード15までが使用できます。
〈標準〉を基準として、〈ゆっくり〉は、全体のスピード感が下がります。
〈はやく〉は、スピード10から15までの高速スピードが選択できます。
【音声スピード】
9段階のスピードレベルから選択できます。
数値が大きくなるほどスピードが速くなります。
【音声の音程】
9段階の音程レベルから選択できます。
数値が大きくなるほど音程が高くなります。
【音量調整をする】
『チェック』・・・マスターボリューム、音声出力ボリュームを変更できます。
『チェックなし』・・・Windowsのボリュームコントロールに準じます。
【マスターボリューム】
9段階の音量レベルから選択できます。
数値が大きくなるほど音量が大きくなります。
※マスターボリュームは、Windows 既定のサウンドデバイスの音量を変更しますので、メディアプレーヤーなど他のソフトウェアの音量も増減します。
【音声出力ボリューム】
9段階の音量レベルから選択できます。
数値が大きくなるほど音量が大きくなります。
※音声出力ボリュームは、PC-Talkerが出力する音声の音量を変更しますので、他のソフトウェアの音量へは影響しません。
PC-Talkerだけの音量を増減させたい場合は、音声出力ボリュームを変更してください。
[補足]マスターボリュームと音声出力ボリュームの関係について
Windowsには個々のソフトウェアごとの音量調整機能が備わっています。
この機能を利用し、音声出力ボリュームは、マスターボリュームの現在の音量に対する9段階の比率で小さくしていくことができます。
マスターボリュームの音量レベルを変更すると、それと共に PC-Talkerの出力する音声の音量も増減しますが、その大きさの比率は保たれます。
【サブ音声の調整をする】
『チェック』・・・サブ音声の設定レベルを変更できます。
『チェックなし』・・・サブ音声はメイン音声と同じ設定レベルで出力されます。
【サブ音声の音程】
9段階の音程レベルから選択できます。
数値が大きくなるほど音程が高くなります。
【スピード微調整】
本来のスピードに対する微調整を -9 から +9で変更できます。
マイナス値が増えると少しずつスピードが遅くなります。
プラス値が増えると少しずつスピードが速くなります。
0を選択した場合は微調整をしません。
【ボリューム微調整】
本来の音量に対する微調整を -9 から +9で変更できます。
マイナス値が増えると少しずつ音量が小さくなります。
プラス値が増えると少しずつ音量が大きくなります。
0を選択した場合は微調整をしません。
[補足]異なる音声エンジン同士でも同じ速度と音量になるようあらかじめ調整はしていますが、実際に聞いてみるとメイン音声に比べてサブ音声が遅く感じたり、小さい音量に感じたり、またはその逆に感じたりする場合に微調整をしてください。
【出力デバイスのパフォーマンス改善】
特定の機種では、何も操作せず、数秒間 音声の出ていない状態が続くと、文字入力 1文字目の音声出力が遅れる現象が発生します。
この現象は、Windowsのモダンスタンバイ機能対応のパソコンが搭載する出力デバイスに見られ、パソコンメーカーには現象報告済みです。
今後、パソコンメーカーが修正を行う可能性がありますが、PC-Talkerにこの現象が回避できるよう改善機能を入れています。
『チェック』・・・改善機能を実行します。
『チェックなし』・・・改善機能を実行しません。
[補足]改善機能を実行した場合、Windowsの音量ミキサーを開くと、「オーディオパフォーマンス改善ツール」が動作していることを確認できます。
【出力先デバイスの変更】
複数のスピーカーが接続されているパソコン環境において、PC-Talkerの音声を別のスピーカーから出力させることができます。
この【出力先デバイスの変更】を実行し、希望するスピーカーのデバイスを選択し設定を変更してください。
例えば、メディアプレーヤーで音楽をメインスピーカー(Windows 既定のデバイス)から出力し、PC-Talkerの音声は USBスピーカーから出力するといったことが可能です。
もしも、そのスピーカーに音量調整のつまみが備わっている場合、そのつまみでPC-Talkerの音量を調整することができます。
[補足]出力先デバイスの変更に関する注意点
(1)出力先デバイスを変更した場合、【音声出力ボリューム】でそのスピーカーの音量を調整できます。
【マスターボリューム】ではそのスピーカーの音量は調整できませんのでご注意ください。
(2)出力先デバイスを変更し、音声基本設定を完了したとたんに、PC-Talkerの音声が出なくなった場合の対処についてです。
原因としては、該当のスピーカーが正しく接続されていなかったり、電源が入っていないことも考えられます。
もしくは、音声を出力できる状態にないデバイスを設定してしまったことも考えられます。
このようなトラブルに遭遇したときのために、出力先を既定のデバイスに戻すショートカットキー Ctrl+Alt+Win+F2がありますので覚えておいてください。
(3)ログオン画面の読み上げサービスを有効にしている場合、出力先デバイスを変更しても、ログオン画面上での音声出力先デバイスは以前のままです。
ログオン画面の出力先デバイスを変更しておくには、ログオン画面上で、Ctrl+Alt+F12でPC-Talkerメニューを開き、同様に[音声基本設定]から変更してください。
音声によって文字種を聞き分ける
ここでは、設定項目【文字入力 カーソル文字の音声】の違いを詳しく解説します。
〈メイン音声を使う〉または〈サブ音声を使う〉では、文字種を音程の違いで区別します。
全角文字は音程1・音程4で出力され、半角文字は音程7・音程9で出力されます。
各音程の文字種は次のとおりです。
音程1・・・全角の カタカナ・英大文字
音程4・・・全角の ひらがな・英小文字・数字
音程7・・・半角の カタカナ・英大文字・数字
音程9・・・半角の 英小文字
〈メイン音声とサブ音声を使う〉では、文字種を音程と音声エンジンの違いで区別します。
全角文字は基本的にメイン音声で、半角文字はサブ音声で出力されます。
音声エンジンと音程の違いによる文字種は次のとおりです。
メイン音声 音程1・・・全角の 英大文字
メイン音声 音程4・・・全角の ひらがな・英小文字・数字
サブ音声 音程1・・・半角の 英大文字
サブ音声 音程4・・・全角の カタカナ、半角の 英小文字・数字
サブ音声 音程9・・・半角の カタカナ
※全角ひらがなと全角カタカナはメイン音声とサブ音声で区別しやすくなっています。
さらにアルファベットの出力には、英語音声エンジンも併用することができます。
次章で英語音声の設定は解説しますが、その中の【文字入力 カーソル文字のアルファベットに英語音声を使用する】がチェックされている場合、ひらがなやカタカナは日本語音声エンジン、アルファベットは英語音声エンジンという使い分けが可能です。
また、英語音声にもメインとサブの2種類の設定ができますので音声の組み合わせは豊富です。
英語メイン音声だけを使用する場合、アルファベットの音程は次のとおりです。
英語メイン音声 音程1・・・全角の 英大文字
英語メイン音声 音程4・・・全角の 英小文字
英語メイン音声 音程7・・・半角の 英大文字
英語メイン音声 音程9・・・半角の 英小文字
英語メイン音声と英語サブ音声を使用する場合、アルファベットの音程は次のとおりです。
英語メイン音声 音程1・・・全角の 英大文字
英語メイン音声 音程4・・・全角の 英小文字
英語サブ音声 音程1・・・半角の 英大文字
英語サブ音声 音程4・・・半角の 英小文字
[補足]音声によって文字種を区別する読み上げ方は、文字入力時に強い威力を発揮します。
また、日本語変換中のガイドライン文字列の読み上げ、入力時と同じ音程と音声を使ってなめらか読みする「校正読み」のコマンドが用意されています。