この度は、パシャッとリーダーをお買い上げいただき、誠にありがとうございます。 パシャッとリーダーは、タッチ対応デバイスで拡大読書を楽しめるアプリケーションです。
パシャッとリーダーはタッチ対応デバイスに内蔵されているカメラを利用して、新聞や雑誌の文字や、スキャナーでは読み込めないものを撮影して、その場で拡大して内容を確認することができます。
また、Windows8のタッチ機能を最大限に活用したアプリケーションとなっていますので、キーボード操作やマウス操作よりも簡単で直感的なタッチ操作で使用できます。
基本ソフトウェア
ハードウェア要件
推奨タブレットPC
タッチ対応していないデバイスではご利用いただけません。 外付けカメラデバイスを使用すると、カメラ機能のパフォーマンスが低下する場合があります。 タッチ対応デバイスでの操作に最適化されています。キーボード操作やマウス操作では動作しない機能があります。
本アプリケーションのカメラ撮影機能を使用して、書籍・雑誌を購入せずに書店などの店頭で雑誌記事等を撮影し情報を入手する行為は法律で固く禁止されています。
本アプリケーションの使用につきまして何らかのトラブルや損失・損害等につきましては弊社は一切の責任を負わないものとします。
パシャッとリーダーを起動すると、画面全体にカメラの映像が表示されます。 タッチ対応デバイスを動かしてください。 画面に映し出された映像は流れるように変化しますね。 まさにカメラのようですね。 この状態を「カメラモード」と呼びます。
終了するには、4本指でタッチしたまま下にフリックしてください。パシャッとリーダーが終了します。
それでは、新聞や雑誌などをパシャッとリーダーの拡大読書機能をつかって読んでみましょう。
ここでは、基本的なタッチ操作の学習を兼ねてありますので、初めてタッチにトライされる方は、実践しながら学習されてみてはいかがでしょうか。
なお、起動直後は「カメラモード」でした。 その他、パシャッとリーダーは「ロックモード」と「ギャラリーモード」 の合計3つのモードで構成されています。 位置関係的に、上から、「ロックモード」、真ん中に「カメラモード」、その下に「ギャラリーモード」が配置しているようなイメージを頭に置き、次からの説明に進むと理解しやすいかと思います。
パシャッとリーダーを起動します。 書類の読みたい場所が映るようにタッチ対応デバイスを動かしてください。 読みたい部分が決まったら、タッチしたまま押さえてみましょう。ピピッという音がして画面が固定されます。 画面が固定されない場合は、いったん指を離してもう一度タッチしたまま押さえてください。
固定された状態で、上にフリックします。 カチッという音のあと、「ロック」という音声が出ると、さきほど固定された画面が表示されます。 この状態を「ロックモード」と呼びます。
ロックモードに固定された状態では、文字の細かい部分が確認できません。そこで「ピンチ」という操作をすることで、拡大してみましょう。 ピンチの操作には2本指を使いますので、操作に慣れていない場合は机や膝の上などに置いて操作してみてください。
操作方法を説明します。 2本指をくっつけた状態でタッチします。そこから指を開いていきます。 そうすると画面が拡大されます。
それでは、もとの大きさに戻してみましょう。
操作方法を説明します。 2本指を開いた状態でタッチしてください。その指をくっつけていきます。 画面がだんだん元の大きさに戻っていくと思います。
何回か拡大や縮小を使ってみてください。慣れてくると、好きな場所を拡大できるようになります。
ロックモードからカメラモードに戻りましょう。
操作方法を説明します。 下にフリックしてください。 カメラモードに戻ります。
カメラモードで、写真を撮影してみましょう。
操作方法を説明します。 撮影したい場所が決まったらタッチしたまま押さえてください。画面が固定されます。
その状態で下にフリックします。 「パシャ」っという音が出て、先ほど固定されていた画面が写真として保存されました。 ロックモードの時とは違い、撮影したあともカメラモードのままです。
タッチして画面が固定されたら、下にフリック。 タッチ対応デバイスを持ったまま、簡単に写真を撮影することができます。 何枚か写真を撮ってみましょう。
カメラモードで撮影した写真を確認するには、「ギャラリー」に移動する必要があります。
操作方法を説明します。 カメラモードの状態で上にフリックします。
「ギャラリー」という音声が流れ、撮影した写真が表示されます。
この状態を「ギャラリーモード」と呼びます。 ギャラリーモードではもっとも新しい写真が最初に表示されます。
撮影した写真をめくってすべての写真を見てみましょう。
写真をめくるには、フリックを使ってみましょう。 写真の下の部分を触って、上にずらしていくと、その写真のひとつ前に撮影された写真がめくれあがってきます。
同じ操作を繰り返してすべての写真をめくってみましょう。 上から下に向きを変えれば、ひとつ次の写真が表示できます。
ギャラリーモードからカメラモードに戻ってみましょう。
もっとも新しい写真が表示されている時に下にフリックします。 カメラモードに戻ります。
はじめは難しいかもしれませんが、タッチ操作に慣れてくると、パシャッとリーダーがより使いやすくなると思います。 ここでは、タッチ操作に慣れてきた方にぜひ使っていただきたいパシャッとリーダーのタッチ操作を紹介したいと思います。
メニューは、あらゆる場面から開くことができ、その時々に実行できる項目が並んでいます。 例えば、カメラモードで、背面カメラと前面カメラを切替えたり、ギャラリーモードで写真を削除するなど、タッチ操作では実行できない項目が含まれていますので、メニューの使い方は必ず習得しましょう。
ダブルタップの長押し)2本指で上にフリック)下にフリック)上にフリック)ダブルタップ)ロックモードとギャラリーモードで写真を拡大するときには、ピンチ操作を使って拡大しました。パシャッとリーダーではもうひとつの拡大方法があります。それがルーペです。 ルーペの特長は、写真の全体を表示しながら、一部分だけを拡大して見ることができることです。 円型をしており、タップした指先の下が拡大され、丸く切り取ったように映し出されます。
ルーペの表示位置は、追従表示と固定表示の2種類があります。
ルーペは指先を中心に表示されます。
指先の移動と共にルーペも移動しますので、ルーペの下が拡大しているような感覚で使えます。
ルーペの枠の色はオレンジです。
ルーペの表示位置は固定されます。
指先の移動で拡大位置を移動しても、ルーペは移動しません。
視点を固定したまま使いたい方向きです。
ルーペの枠の色はピンクです。
では、ロックモードかギャラリーモードでルーペを使ってみましょう。
ダブルタップ)2本指で上にフリック)3本指でタップ)文字の読み上げは、写真から文字を読み取る機能です。 読み取りが終わると自動的に読み取った文字を音声で読み上げます。
では、ロックモードかギャラリーモードで文字を読み取ってみましょう。
2本指で下にフリック)タップ)読み取りが始まると、ピコン、という音が鳴ります。 読み取り中は、画面に緑色のアイコンが表示されます。
こえメモは、マイクを使って音声を録音し、写真に音声を結びつける機能です。 写真に結びつけた音声を聴いて、いつ、どこで、誰と撮影した写真であるかを確認するときなどに便利です。
こえメモは、ギャラリーモードの機能です。 では、キャラリーモードにし、こえメモを録音してみましょう。 なお、録音マイクは、Windowsの既定として設置されているマイクを使用します。
メニューの「こえメモの録音」)タップ)録音開始で、ピコン、と音が鳴りますので、直後から録音を始めてください。 録音時間は10秒までです。10秒を越えると自動的に録音が完了します。 録音中は画面に赤色のアイコンが表示されます。
録音した音声を再生してみましょう。
メニューの「こえメモの再生」)タップ)こえメモを録音していない写真のメニューには、「こえメモを再生する」の項目はありません。 再生開始で、ピコン、という音が鳴ってから再生が始まります。 再生中は、画面に青色のアイコンが表示されます。
録音がうまくできなかった場合や、こえメモが不要になった場合はこえメモを消去しましょう。
メニューの「こえメモの消去」)こえメモを録音していない写真で開いたメニューには、「こえメモを消去する」の項目はありません。 写真を削除すると、その写真に録音していたこえメモは消去されます。
カメラモードでは、通常画質と高画質の2種類の写真が撮影できます。
画面をスクリーンショットした画像です。多少きめの粗い写真になりますが、撮影した写真をギャラリーモードでお楽しみいただく分には、この画質で十分です。
この画質の撮影は、カメラモードで、一時停止したら下にフリックします。
別途、別のソフトから印刷させるようなことをお考えの場合に適した画質です。
データサイズが、通常画質より大きくなってしまいます。
この画質の撮影は、カメラモードで、ダブルタップして撮影します。
パシャッとリーダーで撮影された写真は、「マイピクチャ」の「パシャッとリーダー」という名前のフォルダーに保存されます。